金属が目立って気になるという方に。
虫歯になると、歯の表面を全体的に削り治療を経て、詰め物やかぶせ物をして保護します。金属のかぶせ物はお値段もお手頃でよく使われていますが、銀色が目立つ・歯肉の色が黒ずむといったデメリットがあります。
セラミック素材をかぶせるセラミック治療では、歯の色、形、大きさ、並び方などを患者様のお口に合わせてお作りすることができます。
詰め物・かぶせ物素材の種類
オールセラミック
天然歯に近い質感と美しさを表現する素材を使用。
歯の表面を全体的に削り、そこにセラミック素材をかぶせるセラミック治療では、歯の色、形、大きさ、並び方などを患者様のお口に合わせてお作りすることができます。
従来の金属にセラミックを焼き付けた差し歯では、金属を使用するため歯肉の色が黒ずむことがありましたが、オールセラミッククラウンを使うことで、黒ずみのないきれいな歯肉になります。また、光の透過が天然歯とほとんど変わらないため、天然歯に近い質感と美しさを表現することができます。
セラミック治療の流れ
1.クリーニングと歯科治療（必要な場合）
まず歯石をとり、歯科治療が必要な場合は行った上で、今の歯の色、形、大きさ、バランス等を記録しておきます。
2. 予備の型どりと仮歯作成
一時的に使用する予備の型を取り、先に仮歯を作成しておきます。
3. セラミック作成用の型どり
歯を削り、土台が必要な場合は作成し合着後、きれいに型をとります。ここで先に作成した仮歯をつけますので、食事や普段の生活に支障なくすごしていただけます。
4. オールセラミックの試し付け
実際に出来あがったオールセラミックをつけていただきます。色、形、大きさ、バランスなどのご希望を伺い、修正するところがあれば改善いたします。ご満足いただければ、接着して完成となります。
5. 噛みあわせ調整、研磨
噛みあわせの微調整や研磨を慎重に行い、患者様に快適にすごしていただけるようにいたします。