矯正治療について
『大きな口で思いきり笑えない』 『硬い食べ物が食べられない』 『正しい発音ができず会話に自信が持てない』 『重なった歯の奥まで歯ブラシが届かず口臭の原因になっている』… 不正咬合がこんなコンプレックスになっていませんか?
<矯正治療の対象となる症状>
●叢生(八重歯)
●上顎前突(出歯)
●反対咬合(受け口)
●噛合せ不良(開咬・過蓋咬合)
●空隙歯列(すきっ歯)
●顎変形症(顎のズレ)
●唇顎口蓋裂(先天異常)
●その他
噛みあわせがよくなると…
偏った力がかからないように歯の形や並び方は決まっています。歯並び・噛みあわせが良くなると、力によって歯が傷んだり、歯が壊れたりするリスクが減るため、歯が長持ちします。
歯並びに合わせて歯ブラシの向きを変えたり、磨き残しができたり、虫歯になる確率が上がります。歯磨きは、本来一定方向へ磨くだけで歯ブラシの毛先が行き届きます。そのため虫歯菌などがひそむプラークを取り除き歯石もつきにくく、歯周病になる確率も減ります。
唾液には、口の中の酸を中和する働きで虫歯のリスクを減らし、口の中を流れ続けて食べカスを洗い流し、口の中の細菌を除去し、殺菌・抗菌作用があります。唇や舌、頬がキレイな歯並びにフィットしていると、スムーズに唾液の効果が得られます。
食べ物を前歯で噛み切り、奥歯で噛み潰して飲み込み、胃腸へ届けます。歯並びが悪く、しっかり噛めていないと胃腸の消化に負担がかかってしまいます。歯並びが良くなってからも大切なことですが、よく噛んで食べることで胃腸にやさしく食べ物を届けることができます。
歯並びの影響で舌が歯にあたったり、唇が閉まりにくかったり、発音がしづらい場合があります。歯並びが良くなると、唇もしっかり閉まり、舌も動きやすく話しやすくなります。
歯並びにコンプレックスがある場合は、歯を隠そうとして唇を伸ばしますと、口角が下がりやすくなり、ほうれい線が目立ち老けて見えてしまいます。しかし、笑顔に自信が持てると、笑顔で筋肉の動きも活発になり、血行がよくなり血色良く健康的になると言われており、心と身体の両方からアンチエイジング効果に繋がります。
矯正の種類
ワイヤー矯正法
メタルブラケットの特徴
金属製で目立ちますが、オーソドックスでリーズナブル
セラミックブラケットの特徴
セラミック製で審美性に優れ、遠目からでは分からない
見えない矯正法
インビザラインの特徴
マウスピース型の最新の見えない矯正装置で、透明なので全く目立たず、また取り外し可能なのが最大の特徴です。
床矯正装置
床矯正の特徴
歯を抜かずに、歯を支えている骨(歯槽骨)を歯が正しく生える位置に変化させ、歯並びを治す方法です。
矯正装置が気になる方は、目立ちにくい『セラミックブラケット』『インビザライン』がおすすめ!
歯の色に近く目立たない「セラミックブラケット」
セラミック製の装置(ブラケット)とワイヤーを使用する方法です。歯に近い色と質感を持つセラミックを使用することで、メタルブラケットやプラスチックブラケットに比べ、目立たずに矯正治療を行うことができます。
マウスピースを使用する「インビザライン」
透明なマウスピースを嵌めこみ治療するものです。装着していても目立たず、お食事の際には取り外して普段通りにお食事を楽しんで頂けます。口内のお掃除もしやすく、ポリウレタン製のマウスピースのため金属アレルギーの心配もありません。
症例①
MTM(Minor Tooth Movment)
一部の部位に限局した部分矯正治療です。部分矯正(限局矯正)とは、歯列全体を矯正するのではなく、数本の歯だけを動かす矯正法の事です。症状がこの治療法に適合すれば、歯列全体を矯正するよりも費用の軽減ができ、治療期間も短期間で可能です。